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『戦略アーキテクチャモデル: 「システムとしての 戦略」を設計・実装する方法論』

書籍の内容
■本書の推薦
千葉工業大学 未来変革科学部 デジタル変革科学科 教授 田隈 広紀氏:
国内外で事業変革やDXを担ってきた柿木健氏の、豊富な実務・研究の蓄積と幅広い教養に裏付けられた一冊。DXは経営・業務・IT・エコシステムを刷新する大手術であり、例えばECサイトなら顧客行動から物流・ITシステムまでを「一体の仕組み」として再設計する必要がある。本書はこうした仕組みの要点の明示と細部の整合性確保を両立する「Strategyptus」(本書の戦略アーキテクチャモデル)を、知的好奇心くすぐる実例をもとに理解できる。
■本書の概要
本書は、後付け感がある経営の理論やフレームワークへのアンチテーゼとして用意された。そのため、理論やフレームワークを数学の公式のように現実にあてはめ、手っ取り早く解を得たいと思う人は読むべきではない。
それをある程度やってみて「複雑な現実に対応するには無理がある」と感じ取った人にこそ、本書は最適である。本書は、理論やフレームワークに頼らずに自分の耳目を使って現実を観察し、自分の頭を使ってじっくり考えることを強制する。スピノザの哲学書のように独特の概念を積み上げて構築されており、読むにはそれなりの忍耐を要するが、読み終わったときには世界が異なって見えるようになる。
本書では、「経営・業務・ITをつないで成果を出す構造的な仕組み」のことを”戦略アーキテクチャモデル”と命名し、そのつくり方を構成レイヤー・構成要素毎に例をあげて論じている。
本書で述べる戦略とは、「計画や方針」「経営理論やフレームワークによる分析結果」「経営資源の配分」のことではなく、「戦略目標達成に至る具体的な道筋であり、関係者が今すぐ具体的な行動を起こせる詳細度で書き起こしたもの」のことである。
あたかも、映画の脚本(スクリプト)のように「どの演者が、どのセットの下で、何の道具を用いて、どのような心理状態で何の行為を行い、何の事象を起こすのか」「それらの事象をどのような順番で組み合わせてクライマックスに辿り着かせるのか」を表現した内容である。
戦略アーキテクチャモデルは組織固有の事情を織り込んだオーダーメイドの一品物であり、環境に合わせて変化するシステムである。宇宙開発や自動車等の複雑な工業製品をつくるときに使うシステムズエンジニアリング技術を「経営・業務・ITをつなぐ」仕組みづくりに応用し、品質のつくり込みに役立てている。
■本書から得られる便益
本書を読むことで、以下の便益が得られる:
・理論や机上に留まらない、実践的な生きた戦略のつくり方がわかる
・経営施策・業務施策・IT施策を連動させて(仕組みづくりによって)戦略の実行効果を増幅させる方法がわかる。
・業務機能・部門ごとにばらばらに存在している”戦略なるもの”を、組織全体で最適化して”実行可能な戦略”に変換する方法がわかる。併せて、統合したロードマップの描き方と整合性の取り方がわかる。
■対象となる読者
・事業責任者
・マネージャー
・システムアーキテクト
・経営コンサルタント
■本書の位置づけ
本書は、戦略アーキテクチャモデルの第一弾の書籍である。
今後予定している「仮想事例をもとにしたステップ・バイ・ステップの設計・実装方法」を論じた続巻の知識ベースを提供する。
発売媒体
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Amazon Kindle電子書籍
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紙媒体の書籍(時期未定)
